今年を代表すると言っても過言ではない爆発的大ヒット映画「劇場版鬼滅の刃〜無限列車編〜」を観てきた。内容はネタバレしてしまうので伏せておこうと思うが、前評判が良すぎたせいか、「泣ける」というところまではいかなかったが心の描写というのが人の心を掴む要素なのかなというところが正直な感想である。
しかし歴代1位の「千と千尋の神隠し」や「君の名は」を遥かに超えてくるのではないかと言われている。
この「鬼滅の刃」が何故にここまで老若男女問わず人気を集めているのだろうかと自分なりに分析をしてみた。
社会現象化する映画には、何かしらの大きなメッセージ性があり、それを作品の中に散りばめられているというところではないかと思う。
惜しくも連載を終了してしまった鬼滅の刃だが、2016年に連載開始され、2020年に連載終了。
2016年から2020年の干支を見てみると、申年、酉年、戌年、亥年、子年になり「桃太郎」を彷彿とさせる。そして設定は人を喰う鬼を倒す旅。これは前々から2020年に連載を終了するようになっていたのではないかとも思える。そして時代設定は「大正」今から約100年前の時代設定。これはたまたまかもしれないが、「スペイン風邪」が流行した時代でもあり、「コロナウィルス」が世界的に流行し「パンデミック」になっている2020年現在とも一致する。これは偶然なのかそれとも意図的な設定なのかは分からないが、様々なメッセージ性があることは間違いない。
伊之助と禰豆子を新たに引き連れて「現代版桃太郎」がどうやって鬼退治をするのか。楽しみにアニメ化を待とうと思う。