東京オリンピックまで1ヶ月を切った。
2013年 9月7日正式に東京オリンピックが開催されることが決まった。
当時はニュースでも連日のように放送され日本全土が興奮し喜びに包まれた。
そんな東京オリンピックではあったが、 コロナ禍前からスキャンダルが多かったように思う。発端は 東京オリンピック公式エンブレムの盗作疑惑に始まり 、観光業界のインバウンド需要への期待が大きかったが、今はその影すら無い。
新国立競技場の巨額の経費問題・再コンペ。マラソン・競歩の 開催地が東京ではなく北海道になったのも記憶に新しい。そして野村萬斎氏率いる東京オリンピック・パラリンピック開閉式演出チームの解散。極め付けは 組織委員会長の辞任と本当に大丈夫なのかと思ってしまう。
そして「コロナ禍」がピンポイントで東京オリンピックを直撃している。史上初のパンデミック下での「オリンピック」となる。
2013年東京オリンピックが開催決定になった当時は、胸を躍らせ心待ちにしていた気持ちではあったが、「オリンピック」がパンデミック下で開催される必要があるのかと思うと疑問である。
「平和の祭典」である「オリンピック」が『滅びの祭典』『東京滅ビンピック』にならないことを祈るしかない。